アンティークが好きです。お気に入りを少しずつご紹介してゆこうと思います。


by アンティーク
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アンティーク・シルバーのマッチボックス

本日ご紹介するのは、こちらです。
f0326205_20560983.jpg
アンティーク・シルバーのマッチボックスです。
マッチ。。。今ではもう、見ることがほとんどないですね。
私が子供の頃は、一般家庭に普通にあったと記憶しています。

さて、このマッチボックスですが、飾り文字で頭文字が入っています。
WBL です。
Wiliam Butler Yeates...と、英文学をやっていたもので連想してしまいますが、最後は L ですから、何でしょうね。
Linton... と、これまた英文学関連で、『嵐が丘』のエドガー・リントンを連想してしまいます。
まるで連想ゲームですね。

話が逸脱してしまいました。
こちら、シンプルな造りながら、なぜかとても心惹かれます。
マッチという、今やレッドリストに載りそうな絶滅寸前の文明の利器を収納するためだけの容器、であるせいでしょうか。
もしくは、ミニマリズムの極致ともいうべき洗練された美しさのせいでしょうか。
どちらかというと、男性的な美を感じます。

中はこうなっています。
f0326205_20563343.jpg
適度な使用感がありますが、渋くていい味が出ていると思います。

こちらのホールマークから
f0326205_20563870.jpg

1928年 Birmingham製、と分かります。
英国のシルバーの、ここが大好きなところです。履歴書付きなのです。

マッチ以外に、お裁縫セットや小銭などを入れて持ち歩くのも良いですね。
アクセサリーも入れられますね。

アンティークとしてはそれほど珍しい物ではないと思うのですが、今までに見たことがありません。
流線形ボディの、シンプルな美しさです。
どこか車の構造美に通じるものがありますね!(と、ほぼペーパー・ドライバーなのに言ってみました。)

長々と御託を並べてしまいましたが、要するに、、、
繊細でロマンチックなお品ばかりがアンティークの魅力ではないのです、ということが言いたかったのです。
マニアックなようですが、このマッチボックスの、下側の折り返しの部分。
こんなところにも、デザイン力と、職人の心意気と、全体をまとめる美しさ、を感じてしまうのです。
マニアック過ぎますでしょうか。。。

ご興味のある方、是非コメントをお寄せ下さいませ。






by chienmarchant | 2014-08-16 21:19 | アンティーク イギリス